基本情報技術者試験の勉強に役立った本 その3

大好評シリーズの3回目です。大事な本の紹介を忘れてました。

情報はなぜビットなのか 知っておきたいコンピュータと情報処理の基礎知識

情報はなぜビットなのか 知っておきたいコンピュータと情報処理の基礎知識

概要

この本は、そもそも「情報」とは何かという話から始まり、(中略)、基本情報技術者試験の大部分に関して、入門レベルの知識を与えてくれます。
全体的にわかりやすく、読んでいておもしろいので、内容がすんなりと頭に入りました。

試験にどのように役立つか

上に書いたとおりですが、詳しく書きます。

グラフ理論

この本で知りました。一筆書きの話や、四色定理、日程計画など。

統計

でも部分的に難しかったです。これがちゃんと理解できるなら、試験など楽勝かと。

データベース

試験対策本よりもよっぽどわかりやすい。
僕の場合、ナントカ正規形はこの本で理解して、SQLは試験対策本で試験前に頭に叩き込みました。
(SELECTとFROMがわかれば、あとは勘で解けた気がします。もう忘れましたが、簡単な英語ですので。)

ブール代数

毎度のように出る問題と同じものが載っています。

モデリング

実用的かどうかはさておき、試験ではよく出ます。特にUMLについて詳しい。


他にも、経営工学のような内容もあります。おかげで試験対策本の該当する部分を読み飛ばす事ができました。

誰が読むといいか

「経営工学」「ブール代数」「グラフ理論」「データベース」「計算量」「モデリング
この中に全く知らないものが2つあったら、まず読んでみるといいです。
おもしろい本ですし、他の本を読む前の準備にもなりますので。